昔から日本で、あるいは世界のどこかで体に良いと言われ、重宝されてきた食べ物があります。
それは諺のように短い言葉に纏められて、後世に残されて来ました。
改めて幾つか拾ってみました。
こんにゃくにはグルコマンナンという食物繊維が豊富で、体の老廃物を排出する働きがあります。
こんにゃくは胃腸のほうきとも呼ばれているのです。
グルコマンナンは人の消化酵素では消化されにくく、胃腸に刺激を与え、便を柔らかくして、排出するのです。
こんにゃくは殆どが水分で栄養価もあまり無いのにきちんと体に役立っていたのです。
朝一日の初めに梅干を食べると、その日一日は悪いことも無く無事に過ごせるという意味です。
梅に含まれるクエン酸には殺菌効果や疲労回復の効果があると言われています。
また腸内環境・血流・肝機能の改善にも力を発揮します。
「梅は三毒を消す」とも言われます。
三毒とは食物の毒・血の毒・水の毒です。
秋刀魚を食べると体の調子が良くなり元気になって、按摩に用がある人がいなくなって仕事がなくなるという意味。
秋刀魚は鉄分・ビタミンA、B2、D・カルシウムなどの栄養素を含んでいます。
またEPA、DHAが豊富であるという特徴があります。
EPA・DHAは血流の流れを良くしてコレステロールの値を下げてくれる働きがあります。
それにしても昔の人達は、暮らしの中から正しい知恵を得ていたのですね。
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