箸の使い方には意外とタブーとなるものがあります。
箸の持ち方は小さい頃に親に指導されますが、使い方のタブーについては注意されないことがあります。
たとえば、寄せ箸といって器に箸を入れてそのまま器を自分の近くに動かすといった使い方はタブーとなっています。
これ以外にも、箸を振り上げたり人や物を箸で指したりする踊り箸や器に上で箸をウロウロさせる迷い箸などは禁止となっています。
これらのタブーは知っている人も多いと思いますが、
次の2つのタブーは知らないか、知っていてもついつい行ってしまいがちなものです。
1つ目が刺し箸といってイモや卵といった丸くて箸で挟みにくい食べ物を食べる場合に、直接刺して食べるタブーです。
箸がうまく使えない人ほど行ってしまいがちなものですが、タブーの一つなのです。
そして、最も知られていない可能性のある箸の使い方のタブーが「渡し箸」というものです。
箸先を相手のほうに向けて器などの上に置く行為のことを言い、
汚れている箸先を相手に向けることになり失礼な行為とされています。
基本的には箸は使ったら箸置きに置くか、箸置きがない場合は自分の手前にある背の低い器に箸を横にしておくことになります。
箸の使い方はしっかりと覚えておくと良いです。
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